今日は「失った時間」というお話をさせていただきます。
あなたの周りに、待ち合わせ場所にいつも遅れてくる人はいますか?
9時に集合なのに、9時になったら家を出る人もいます(笑)
気心の知れた友人同士でしたらそれでも許される事かも知れませんが、大事な待ち合わせや重要な会議となりますと、話は違ってきます。
例えば、朝の9時から7人で大事な会議を開く予定があったとします。
その会議にあなたは10分遅刻してしまいました。
あなたはプロジェクトリーダーでしたので、結果的に10分遅れで会議が始まりました。
「まぁ、10分位いいじゃない」と思うかも知れませんが、実は失った時間は10分ではありません。
自分を除いた6人分×10分=合計60分。
あなたの遅刻によって合計60分の他人の時間が失われたのです。
これは、遅刻に限らず、無駄な会議を10分余分にやっても、同じ損失になります。
いつもと同じ仲間との、会社の愚痴を言い合うだけの成長のない飲み会。
会社で定時に上がるのは、気が引けるからただ時間を潰しているだけの時間。
気が付くと、1日の中で自分の時間を失っている事に気がつきます。
もし、自分の時間が無駄に他人に奪われていると気がついたら、ノーと言わなければなりません。
自分の時間は自分で守らなければ、誰も守ってくれません。
他人に時間を奪われ続けていますと、自分の内側と向き合う時間がとれず、本当にやりたい事に気づかない状態になり、自分を見失ってしまう結果となります。
失った時間は取り戻すことができませんので、時間の使い方を一度見直されてみてはいかがでしょうか?
社長インタビュー動画サイト【社長JP】編集部